ドーマン朋子さんが、米国発祥のサンライズプログラムを活用して、ASDのお子さんの家庭療育の経過を中心に話されました。日本での一歳半検診では不安は解消されなかったこと、二歳半、ハワイ在住中に診断を受け、現地で早期介入療育を受けたこと。サンライズプログラムと出会い、帰国後はゲアド先生からアドバイスを受けながら、療育プログラムを継続している経過、その時々の様子を当時のビデオも交えて、話して下さいました。

 個別性が高く、本人の欲求を大切にする指導法なので、効果が大きいのでしょう。保護者、療育者が子どもの世界に入り込み、本人に伝わるよう認めること、祝うことが大きな成長につながるプログラムです。

 サンライズプログラムは、日本での事例はほとんどないとのことなので、今回も貴重なお話を聴かせていただきました。最後に本人にご登場いただき、自己紹介していただきました。格好良かったです。ご講演いただき、ありがとうございました。