9月20日、2021年秋期 特別支援教育支援員養成講座が始まりました。
午後の「特別支援教育支援員の実際」の講座では、まずディスレクシア協会の吉田やすえさんが支援員の仕事の概略を話しました。その後、同協会員で、この養成講座の第1期2010年春期の受講生の岩田啓子さんが、2010年から週1回の学習支援ボランティアを小学校で2年経験後、21012年から支援員として正式に勤務し、幼稚園での支援、小学校での支援、中学校での支援とキャリアを重ね、現在、9年目の今、支援をどのようにとらえているか、ポイントをわかりやすく話して下さいました。さりげなく日常的に使っているリフレーミングのテクニックも教えていただきました。
大和文子さんも同協会の会員で、2012年春の養成講座終了後、すぐに支援員に採用され、小学校での勤務が9年目に入りました。子どもの困った状況別に具体的な支援方法も教えていただき、現場の先生方に重宝されている姿が思い浮かびました。
質疑応答では、問題解決の支援方法の考え方が、さすがベテランの視点で、目の付け所が違うと思いました。お二人のお話を聞いて、養成講座受講者の活躍は、現場で広がっていることを実感しました。